ネパリテクノロジー。 甲木耀介

ガイクール村2日目。

初めて訪れる小学校、マダンダンダ!
ジープで激しく揺られること40分。
荷台に乗車していた男性陣はネパリパウダー(砂埃)を全身に浴び、小川に突っ込むジープの激震に堪え、小学校に到着する頃にはぐったりしていた。

ジープを降りて坂を上りきった先にはたくさんの生徒が整列し好奇の目で私たちをじっと見ていた。
ウェルカムパーティーでは「ティカ」と呼ばれる赤い粉を額につける歓迎の儀式を行った。

この間にある程度回復していた男性陣は「ものづくり企画(遊具編)」に取りかかった。遊具に使う丸太はジープを降ろされた坂の下から人力で運ぶ。この日の暑さと丸太の重さに汗でべちょべちょになった。先生たちと協力しながら「ネパリテクノロジー(主に気合い。あるいは根性。)」で作り上げた遊具は完成と同時に生徒の人気を集めた。
子供たちの笑顔に疲れなど忘れ一緒になって遊んだ。


この日の「お芝居」「本の読み聞かせ」「日会話」「先生の読み聞かせ」全ての企画の最後にKIBONの紹介をした。
1ページめくるたびにあがる歓声とキラキラした顔を見て、改めて、本の表現手段としてのすばらしさや興味関心を植え付けるツールとしての重要性など、多くの可能性を秘めていることを感じた。

やはり村での1日はあっという間だ。のんびりとした時間が流れてはいるものの、国内で準備してきた1年間を凝縮した2週間はとても濃い。1日1日を大切にしながらネパールを全力で感じて生きていこう。