3月24日 ガイクール最終日 中谷圭吾

今日はガイクール村最終日!!

 

フェアエルパーティーのために早起きして早ご飯。
ジャングルでの命がけの丸太伐採のため筋肉痛になりながらも朝御飯を食べてフェアエルパーティーに向かった。

ラズガリの学校に8時に集合と言われて集合したものの、全くパーティーが始まる気配はない。
しばらくして、「フェアエルパーティー10時からに変更で。」という連絡が入り、家に帰って家の掃除とパッキング。二時間の遅れなど日常茶飯事、さすがネパリタイム。
パッキングをしていく中で、荷物を少しでも減らすために服を捨てて帰るという人もいたが、服をただ捨てるのではもったいないので現地の人達に寄付することに。ナイスアイデア。

それぞれ掃除も終わり、荷物もまとまったころにやっとフェアエルパーティーが始まるとの噂が。
学校に向かう途中、[畑をピヨピヨ歩き回っているひよこを3人がかりで捕まえようチャレンジ]という毎日恒例にしていた遊びを今日も挑戦。最終日にしてようやくゲットできた(笑) でもこの遊びも今日で終わり、ちょっぴり寂しさ。
学校に着くと、着々とフェアエルパーティーの準備が進んでいて音楽隊も到着。人も集まってきた。
フェアエルパーティーの準備のわきで勝手に演奏し始める音楽隊、キボメンもわいわいと踊り始める。最終的に村人を巻き込むお祭り騒ぎに(笑)
みんなで踊って歌って子供達と遊んで一段落したところでついにフェアエルパーティーが始まった。
用意してもらったイスも高さはバラバラ。教室から持ってきてくれたんだろう。
イスに座ると村の人達がそれを囲むように来てくれた。仲の良い子供と一緒に座ってるキボメンもたくさんいた。自分はグルン弟を膝の上に乗せながらグルン兄と手を繋いでフェアエルパーティーでの話を聞いていた。かわいい。もうお別れかと思うと握っている手に少し力が入る。しかしかわいい。
キボメンがそれぞれ村人に一言ずつ感謝を伝え、基さん、大さん、哲也さんが皆の前でスピーチをした。校長やKBやスシルさんは逆にキボメンに感謝の言葉を送ってくれた。
本当に全員が感謝の言葉を言っていて、改めてこのプロジェクトは素晴らしいなと思った。

 

本を読んでもらうこと、作った図書館を利用してもらうこと、というのはただ物資の支援するだけでは変えられない。そこの人の「意識」に訴えかけて意識を変えないと人を変えてはいけない。
読んでもらえないと持っている力を発揮できない「本」を送る、ということは本を読むという習慣をつけさせなければいけないし、それをこれからも継続して挑戦していこうと再確認した。そして継続して交流することによって村人の意識を少しずつでも確実に変えていける、これがKIVOの良さの一つだと思った。

 

 

そして全員表彰とともにティカ(おでこにつける赤いやつ)をつけてもらい、幹部三人を胴上げ!村人は驚いていたからネパールには胴上げという文化がないのだろう(笑)

フェアエルパーティーが終わって、家に帰るときも村人と音楽隊が一緒についてきてくれた。
ジープに乗ってすぐに出発するのではなく、荷物だけ乗せて次の集落までみんなで歩いて見送ってくれることになったのだが、最終的に結構な距離を歩いたにもかかわらずほとんどの人が最後の最後まで見送ってくれた。   村のお母さん達が優しい眼差しでこちらを見てくれる。表情、目線のみ、言葉抜きであれだけの感謝の気持ちが伝わってきたのは初めてだった。

 

別れの時、

学校の先生のイタリーことケシャブとは涙ぐみながら最後の会話をしたし、ロメスとは何度も抱き合って別れを惜しんだ。自分の中で、もうこの人達は数いるネパール人の中でも特別な存在だと思った。
逆にネパールのガイクール村という田舎の村の人々にとってただの「外国人」という枠に入っていたにすぎない自分が、彼らの「親友」になったし「兄弟」になったし、「息子」になった。

交流を通じた国際協力という言葉をやっと理解できた気がした。来年、僕たちとともにネパールに行く人にも是非感じてほしい。

互いに互いの国のことをふとした時に思い出し、「あー、今日もイタリーはお酒飲みすぎてないかなあ 笑」って相手のことを思いやっている、なんて素敵なんだろうか。

今までは本に対する意識が0だった村人もかすかに本に対して興味を持ち始めている。小学校のgradeは引き伸ばされて効率の良い教育が行われるように村人の手で動き始めている。

彼らの生活の1%でも0.1%でも影響を与え始めている。本当に微かに。

しかし微力であって無力ではない。微かにでも進み始めている。

 

 

ジープが僕らを乗せて発進した。目的地はカトマンズ。しかし一年後には、またこの村に…。

まだまだ僕のKIVO lifeは進み始めたばかりだ。

 

 

追伸、

帰りのバスではスシルさんが皆に飲み物をおごってくれた!一週間ぶりの冷えた飲み物…!!!サイコーにおいしかったです(笑)

この夜カトマンズの宿でKIVOメンによる軽い打ち上げがあったとの噂ですが、僕はコテンと寝ていました。