NepalProjectを終えて

 

4期代表になりました日本大学経済学部2年鬼澤俊彰です。

こんな顔していますが、本当に次期代表です。

 

さて、私から話したいことは4つあります。

2012年 NEPAL PROJECT 前半・後半を読んでいただければ、どんなことをし、メンバーそれぞれがどう感じたかは分かると思うので、その点については割愛します。また、来年もこの記事については書くと思うので、1年生として初めて訪れたネパールを書いていきたいと思います。

 

1.出会い

2.KIVO

3.これから

 

 1. 出会い

ネパールには、たくさんの出会いが待ち受けていた。

 

首都カトマンズ3日目の話。観光の日だったので、次期副代表・圭吾とスワヤンプナートという観光地まで歩くことに。他の観光組はタクシーで行ったようだ。かつての敬愛する高校教師の「旅とは、点を繋いだ線である。」という言葉が浮かんだ。その言葉にならうかのように、男2人は小さな点をたくさん打つようにして歩き、1つの線となるように旅をした。それが幸いしたのか、偶然の出会いに遭遇した。その道中、トイレを借りようと細い路地に入った。そこにいた男性に「where is toilet?」と尋ねると、とある小学校のトイレを案内してくれた。トイレを済ませた後、彼は、「観光が終わったらもう一度来てくれ。校内を案内するよ。」と声をかけてくれた。その言葉に甘えて、観光し終わった後再びお邪魔した。

(スワヤンプナートから見下ろす眺めとKIVOメンバー)
(スワヤンプナートから見下ろす眺めとKIVOメンバー)
(子どもたちの笑顔)
(子どもたちの笑顔)

そこはプライベートスクールで環境は割と良いものだった。18学年まですべての教室を案内し、俺たち3人の紹介をしてくれた。子どもたちの笑顔は素敵だった。まさかここで子どもたちの笑顔に触れられるとは思っていなかったので、嬉しかった。

 

そして、今年できたという図書室も見せてもらった。本を届けている団体であるだけあって、ここはものすごく興味があった。部屋の中には本が数百冊ほどしかなく、部屋も狭くテーブルが中央にポツンとあるだけであった。首都カトマンズのプライマリースクールでこの環境か…と思った。

 一通り案内をしてもらい、お茶を飲みながらこの学校について、そしてKIVOがやっていることを話した。そこで本のニーズがあることを聞けたのはとても貴重だった。連絡先を交換し、その学校をあとにした。

 

 少し長くなったが、この話の原点は「Where is toilet?」。こんなところから、小学校の校長と出会い、交流を持つことができるのだから面白い。トイレから始まる国際協力?出会いの理由は何だっていい。今こうしてつながっているのだから。

 

 もしかすると高校教師が言いたかったことは、旅では出会いを大切にしろ!ということだったのかもしれない。ふとそう思いながらも、改めて「出会い」の大切さを知った。

 

 

2.KIVO

 KIVOという1つの団体として行ったネパール。ネパールで感じることも多々あったが、KIVOを通して学ぶことなんかも結構あったりする。

 

 KIVOは国際協力学生団体と銘打っていながらも、実際に海外で活動する期間は実質、長い人で1か月、短い人で約2週間と、とても短い。だから、ネパールに行くまでの活動を通してしかKIVOメンバーの様子などは見れなかった。それまでの活動でも共に楽しみ、時には苦しみ乗り越えてきた経験があったので、だいたいのことは分かっているつもりだった。しかし、ネパールに行って発見することはたくさんあった。

 

 なんでネパールでKIVOのメンバーについて知れたのかと思うと、やっぱりあの国柄にあるのかもしれない。

 1つは、たぶん約2週間ともに生活しているからだと思う。

日本ではインカレ団体であることにより、週1回程度しか会えないのが現状。しかし、ネパールでは毎日毎日KIVOメン!うんざりしちゃうほどKIVOメン!!本当に家族みたいな雰囲気で毎日を生活してるからみんなありのままになっていくのかな。

 

2つめは、ネパールの環境。

 環境といっても、Wi-Fiがない、テレビもない、ゲームもない、そんなところ。特に「時間」。現地にいるとその辺の道で死んでいるように寝ている人・犬があちらこちらで見ることができる。でもその気持ちはよくわかる。その村では「時間」がとてもゆっくり流れている。日本のように電車に間に合うように全力疾走することもない。するとしても子どもと遊んでいるときくらいだ。日本にいるときほどやることもない時、必然的にKIVOメンと話をしていた。各Projectの休憩のときも。毎日そしてどんな時間もKIVOだった。

 

 そんな環境で1つの目的に向けて、汗を流し、頑張ってきた経験は何にも耐えがたい。そして1番伝えたいのが、KIVOのメンバーがネパールという国をそしてKIVOという組織を好きになってくれたことが自分の中ではすごく嬉しい。こう思うようになっていたのも代表になる所以なのかな。とにかく嬉しかったし、このメンバーで1年やっていけると思うと、不安は自信へと変わった。

 そんなKIVOが、ネパールが、自分も大好きだ。

 

 

3.これから

 今までにKIVOは実績として3年間で本を3,000冊届けてきた。そして、20123月図書館が建った。でも、これからは、その届けてきた本をいかにして読んでもらえるかがカギだと思う。いくら本に力があっても、使われなければまったく意味がない。本に秘めた可能性をネパールの子どもたちにも。そう思いながら今年度のKIVOをスタートしていきたいと思う。

(本に興味を示してくれた子どもたち)
(本に興味を示してくれた子どもたち)

 

創設者の1人竹内貴信含む第1期生が卒業し、社会人となった。KIVOにもOBOGがでてくるようになった。逆に言えば、創設時の理念だったり、想いだったりを直接引き継ぐことが難しくなったということ。しかし、今まで先輩方が築き上げてきた素晴らしいKIVOという団体を自分たちの後輩にも残していけるように尽力したい。

 

 書いていたらこんなに長くなってしまいました。こうなったのもKIVOが好きだからだと思うし、自信を持って誇ることができます。

 これからは「守り」ではなく、自信を持った「攻め」で、KIVOの活動をしていきたいと思います。

 

読んでくださった方、ありがとうございました。

 

KIVO第4期代表

日本大学 経済学部2年

鬼澤 俊彰