裏KIVO PROJECT レポ 出頭綾

KIVO2011年秋新メンバーである私は、ネパールに行くことが出来ない代わりに「裏KIVOプロジェクト」と名付けた震災ボランティアで宮城県石巻市に行ってきました。


震災ボランティアと言っても、今回私たちが参加したのは仮設住宅に住む一人暮らしのお年寄りを対象にした「サンライス元気村」というプロジェクトで、

全国から集まった支援金でお米を購入し、そのお米をお年寄りに届けに行きながら会話をしたりしてコミュニケーションを取り、家にこもりっきりのお年寄りと交流するというプロジェクト。


夜行バスで深夜に新宿を発ち、石巻に着いたのは午前7時頃(だったかな?)

バスに乗り込む前に見た新宿の景色とは一変して、石巻の街にはまだ雪が…。

 

スーツケースを引きながら向かった先は支援ベース絆さん。

早朝だったためまだ皆さんお休み中だったようで、施設に着いて声をかけても返事がなく、不安になる私たち…でしたが、無事に中に案内してもらいました()

ミーティングに参加し今回の活動についての説明を受け、がれき撤去班とサンライス班に分かれて活動しました。

 

この日に絆のベースに来ていたのは私たちKIVOと群馬工業高等専門学校のみなさん。ということで、一緒に協力して活動を行うことに!

 

サンライスの活動は、ただお米を配って交流するだけでなくいくつかの調査項目の載った用紙も書き込まなければということで、始めは難しそうだなという思いで不安になったのですが、人と話すのが好きな私は普通の会話をしながら何気なく聞き出すことが出来ました。

お年寄りの方たちが私たちに心を許してお部屋にあげてくれることを「お茶っこ」と言うのですが、この日は着付けの資格を持つおばあちゃんとお茶っこすることが出来ました。話し始めはその日の出来事について話していたのですが、話が弾むうちにやはり震災の話に。震災当日のことはもちろんのこと、震災後の生の声も聞くことが出来ました。

 

その日、私が驚いたことは、皆さん自身被災して仮設住宅に住んでいるのにも関わらず同じく被災した福島県の人たちが原発関係で苦労していることに関して、大変だとか、かわいそうであるとか、自分たちのほうが幸せであるというように言っていたことでした。

自分たちも被災し、今もなお生活が元に戻っていないのにも関わらずそう考えることが出来ることに、強さを感じました。

 

その日の夜に裏KIVOメンバーでプチミーティングを開いて話し合ったのですが、みんなそれぞれに考えることや思うことがあり、それをみんなで共有してそれからまた議論を重ねていきました…(結局寝たのは1時過ぎくらい?)

 

二日目はキボメンみんなでサンライスの活動!この日は麻子とペアを組むことになり二人でお年寄りのお家をまわっていきました。この日もお茶っこをさせてもらうことができ、色んな話をきくことが出来ました。

 

 

この二日間を通して思ったことは、まず現地に実際に行くことの大切さです。

 

実際に行くことでそこに住む人たちと直接触れ合うことができ、生の声を聞くことが出来ました。それがいかに大切なことであるかということを、今回参加したことで改めて感じました。

そしてそれは今回に限らずに色んなボランティアに通じることであるように思いました。

 

もう一つ、このサンライスという活動がKIVOの活動に通じることがあるように感じたことです。

サンライスは、お米を届けることでお年寄りにお米を支援出来ることに加え、お年寄りと交流して、お年寄りも外部の情報を取り入れることが出来て刺激になります。

また、被災時や被災後の話をボランティアの人に話すことでストレスの解消にも繋がります。

 

これは私たちKIVOがネパールの子どもたちに本を届けることと共通しているように感じ、KIVOの行うボランティアとしてぴったりであると感じました。

 

加えて、このボランティアには経験は必要なく誰でも行うことが出来ます。がれき撤去の作業に比べれば、体力も力も必要ありません。

それにも関らず、この活動があまり知られていないことはもったいないと思いました。

 

他にも同じように東北にボランティアに行きたいと思っている学生はたくさんいると思います。その人たちにこの活動について広めていくことが私たちが東京で出来ることなのではないかと思いました。

 

 

初めての震災ボランティアでしたが、私にとってとても良いものとなりました!お疲れ様でした!!