歴代代表挨拶<2014年度KIVO代表>

明治大学2年 高橋 悠

 

 

KIVOは現在、「学生が出来ることを通じて社会に影響を与える」という理念のもと、ネパールに本を贈る活動をメインに行っています。

 

なぜ、KIVOは本を贈るのか。

それには二つの理由があります。

ひとつめは、後世に残るから。ペンのようにインク切れしたり、ノートのように使い終わらず、私たちがネパールにいない間でも、影響を与えることが出来る。そしてふたつめ、本は無限の可能性を秘めているから。本を読んだ人の成績がよくなったり、新しい世界を拡げるきっかけになったりするかもしれない。

 

本を読むことで、私自身が得てきたことはたくさんあります。

私はサン・テグジュペリの「星の王子様」がすごく好きで、子供のころから、何度も読み返しています。王子様とバラの関係に涙したり、色んな星の大人たちを見て、意味のないことにこだわる自分を思い返したり。小さいころは、分からない言葉を辞書で引きながら読んでいました。昔買ったその本は今でも家にあり、何度読みかえしても新しい発見があります。「大事なことは、目に見えない」という言葉を初めて読んだときの衝撃は、今でも覚えています。

 

私はこの衝撃を、感動を、新しい言葉や考え方を得る嬉しさを、ネパールの人にも感じてほしい。

 

実際にネパールに行って思ったのは、私たちは何も変わらないということ。 文化や習慣の違いこそあれ、私たちは同じことで笑い、悲しむことが出来ます。 ネパールでは、まだまだ、勉強のために本を読むという子供たちがたくさんいます。 単に勉強のためだけでなく、本を読むことの“楽しさ”を伝えたい。 本を通じて、ネパールの社会に影響を与えていきたい。

 

本を楽しく読んでもらえる環境を、KIVOだけでなく、村の人と一緒に作り上げていきたい。一方的ではなく、村の人々との相互協力をしていくのがわたしたちの国際協力です。国内での様々な方からのご協力のもと、KIVOは、「国際交流を軸とした国際協力」を胸に、努力してまいります。

 

国や文化、言語の違いは関係ない。 KIVOの手、協力してくださる方の手、ネパールの人の手、すべてを繋いだ、国際協力を。

私たちは、何だって出来る。


2014年5月1日


歴代代表挨拶<2014年度KIVO副代表>

明治大学2年 山中 一輝

 

 

こんにちは!6期の副代表を務めています山中一輝です。

 KIVOに入ってから早一年。ついに新歓期を迎え、フレッシュで若々しい新入生を見ていると去年の自分たちを思い出します。少しだけ切なさを感じますが、幹部学年の責任感とワクワク感で身がきゅっと引き締まるようです。

 そういえば、KIVOに入りたての頃は国際協力の「こ」の字も知らなかった事を思い出しました。ネパールという国も知りませんでした。そんな僕ですが、つい先月にネパールのガイクール村という所に訪問してきました。今回はその時の話をします。

 KIVOは毎年3月にネパールのガイクール村という所に訪れ、教育支援を行っています。ガイクール村は首都のカトマンズからバスで約7時間のところにあり、移動するだけで結構疲れてしまいます。

 自分たちが首都から村に移動した日も7時間近くバスに揺られ、到着したのは17:00ぐらいでした。「日も暮れてきたし、長旅で疲れてるから今日は寝るだけかな。」と、思ってバスを降りると子供達が勢いよく駆け寄ってきました。「お!!元気がいいな!」と思っているとその内の一人が「Please pen!!」と言ってきます。訳も分からず肩からバックを下ろしペンを渡してやると、私の手を持ち上げてきました。そしてその手をクルッとひっくり返し、私の手の甲に、きれいなカタカナで「ビバス」と書いたのです。それが、この子の名前だという事はすぐに分かりました。

 けれど、とても驚きました。首都から遠く離れたガイクール村という所で日本語を目にするなんて全く予想していませんでした。

 しかし、冷静に考えてみると、これがKIVOのガイクール村に与えている影響なのです。

村で生活を続けるうちに、他にもたくさんの影響を見る事ができました。木の下で本を読んでいる女の子、綺麗にペイントされた壁、KIVOのメンバーと話したいがために英語を勉強したと言う子供もいました。これら全て、KIVOがガイクール村に支援を始める5年前にはなかった光景なのだろうと思いました。これら全てはKIVOが残してきた足跡なのです。

   

 国際協力の「こ」の字も知らなかった自分でしたが、KIVOに入り、1年間活動して、最後には現地ガイクール村に訪れる事が出来ました。そして、KIVOの足跡を見てくることが出来ました。それを喜んでくれる村人たちの笑顔も見てくることが出来ました。少しだけ国際協力がどんなものなのか分かった気がしました。

 今年もKIVOは3月にガイクール村を訪れます。その時のために今からしっかりと準備をしていく必要があります。メンバー全員でたくさん考えて、たくさん悩んで3月を迎えたいと思います。

今年落とせる足跡の形はどんなものか。楽しみで仕方がありません。



歴代代表の挨拶<2013年度KIVO代表>

慶應義塾大学2年:梶田伸吾

 

初めまして。5期代表の梶田です。

「今年度のKIVOのビジョン」、「5期のカラー」、「代表としての意気込み」、以上3点をお話しさせて頂きます。

 

まず、「今年度のKIVOのビジョン」についてです。私たちKIVOは、今年度2つのビジョンを設定しました。

 

一つ目は『図書館に行きたくなる環境づくり』です。

近年のKIVOの活動を振り返ると、ガイクール村の小学校に図書館を建設し、およそ4000冊の本を贈ってきました。

しかし、まだまだネパールの子どもたちに本の魅力が十分に伝わっていない、図書館が効果的に活用されていない、という問題点があります。

そこで、私たち5期は、本を読むことの楽しさを子どもたちに伝えると同時に、もっともっと本を読みたいと思った子どもたちが自由に本を読むことができるよう、

 

図書館としてのシステムづくりや環境整備をおこなっていきます。

 

二つ目は『メンバーひとりひとりが輝ける環境づくり』です。

一年間KIVOで活動してきて、もっともっとメンバーの個性を引き出したい、より強固な組織力・団体愛を育みたい、と感じました。

学生団体の原動力は、団体に対する愛・忠誠心だと考えています。

そこで、このビジョンをもとに、メンバーひとりひとりに自己成長・自己表現の機会を与え、この団体のために頑張りたい、この仲間と一緒にネパールに行きたい、と思えるような環境づくりを目指していきます。

 

次に、「5期のカラー」についてです。

5期のメンバーは、“お互いを思いやることができる、主体性のあるメンバーが多い”と感じています。私たち5期は、これまで1期から4期の素晴らしい先輩方から、様々な影響を受けて成長してきました。

5期だけで企画・運営した新入生企画では、お互いに高め合ったり、時にはぶつかり合ったりしながら、絆を深めていきました。特に、“仲良しごっこではない、“本音を言い合える関係”の大切さに気づいたことは大きな収穫です。

秋に入ったメンバーもしだいにKIVOにとけ込み、3月のネパールプロジェクトを終えて、今では“かけがえのない同志”です。

また、新たにKIVO に入ってくれた6期のメンバーも積極的に活動しており、次のNepal Project2014が非常に楽しみです。

 

今年度、5期のテーマとして「拓く。」を掲げました。

 

この言葉には、ネパールの未来を拓く、KIVOの新たな可能性を拓く、メンバー個々の可能性を拓く、そして最後にはKIVOの活動に関わる人々全員に笑顔の花を拓かせる、という意味が込められています。

 

最後に、「代表としての意気込み」です。

僕はネパールという国・そこに暮らす人々を愛しています。

KIVOという団体を愛しています。

そして、KIVOのメンバーを愛しています。

KIVOで学んだこと、またこれから学ぶことは、一生の財産になることでしょう。たくさんの人々に支えられているこのKIVOという団体に、常に希望の光を照らし、そこにいるみんなを守るのが僕に与えられたMISSIONです。

 

 

僕には強烈な一念がある。「KIVOに関わる全ての人々を笑顔にする、絶対に。」

 

国際協力学生団体KIVO5期代表

2013年6月29日

 


歴代代表の挨拶<2013年度KIVO副代表>

慶應義塾大学2年:本山裕輔

 

「え?国際…なんだって?」

 

 

国際協力学生団体KIVOという団体名を初めて耳にした瞬間私の口から出た言葉だ。

これまで「国際」とつく分野を片っ端から避けてきた。ただ英語が嫌いだという理由だけで。

 

 

そんな自分を振り向かせたものは一体何なのだろう。

それはKIVOのメンバー一人一人である。

 

 

「何をやるかも大事だが、誰とやるかも大事」

 

 

「人で団体を選んだの?」とよく聞かれるが、それも一つの選択肢だと自信をもって答えることができる。

 

 

 

 

そういった自分の直感を信じ、活動を続けていく中で、ある一つの疑問が生じた。

それは…

 

 

「学生だけでできる国際協力とは?」

 

 

この問いを胸に抱いて挑んだ、初めてのネパール。

 

「子どもたちの夢の選択肢を少しでも広げることができたら」…そんな些細な願いでも、実際に目に見えて効果が見えてくるのは時間がかかる。

 

「では短期的に影響を与えることはやはり学生では難しいのかな?」

そういった疑問が生じそうになったそのとき、村の先生からこんな一言が。

 

「君たちが来るようになって、本当にこの村は元気になった。」

 

その言葉を聞いたとき、一つだけ確信したことがある。

それは…

 

 

KIVOが活動を行う前と後とで、どれだけ笑顔や元気を増やせたか」

 

 

その元気の増え分が、私たちが影響を与えることができた証ではないか。

そして学生だけでできる国際協力の一つなのではないか。

そうした小さなことの積み重ねが、ネパールの子どもたちの将来へとつながるのではないか。

 

 

 

 

 

KIVOも今年で5年目に入る。

 

自分たちの活動の強みと弱みがはっきりと見えてくる、さらには活動を支えてくれる人々への感謝そしてネパールの人々の想いがより一層芽生えてくるこの節目に、

 

「世界に本が読まれる環境を」

 

その大きな一歩をメンバー全員で踏み出したい。

 

国際協力学生団体KIVO5期副代表

2013627

 


歴代代表の挨拶<2012年度KIVO代表>

日本大学経済学部2年:鬼澤俊彰

 

僕は、2011311日の東日本大震災を地元の仙台で経験した。

友達が亡くなる。

家がなくなる。

本気で涙した。

 

そんな中で、あえて国際協力をする意味。

しかもこの団体を率いていく代表となって行う国際協力。

何度も何度も悩み、考え、苦しんだ。

 

生きたくても生きることができない人がいた。

いつ自分の人生が終わるかわからない。

それならやりたいことやろう。悩む必要はない。

「やりたいからやる」そんな想いで今現在KIVOで活動しています。

 

そう決心し、KIVOの活動を行っていく中で、たくさんの方々に「感謝」の想いを抱いた。

 

今年度で4年目を迎えるKIVO

ここまでこれたのも多くの人の支えのおかげです。

本当にありがとうございます。

KIVOの活動に賛同して、僕たちのことを広めてくださったり、

笑顔で街頭募金をしてくださったり、

チャリティーイベントに足を運んでくださったりとすべてのことに感謝です。

 

この感謝の想いを忘れずに

2013年もネパールに本を届けてきます。

 

「本を届けてどうなるんだ。」

そういう人もいます。

でも井戸を掘ることだけが、地雷を撤去することだけが、学校を建てる事だけが、国際協力なのでしょうか。

国境をまたいで協力する関係があれば、

それは「国際協力」なのではないでしょうか。

 

KIVOの活動では、国際交流を軸とした国際協力を軸としているので、

本当の意味での協力関係ができていると思います。

 

だから、これからも私たちKIVOは「世界に、本を」届けていきます。

 

 

さいごに

 

KIVO change one's life..

KIVOにはこんな言葉がある。

KIVOが僕の人生を変えてくれた。
KIVO
の活動を通して、現地の人々も少しは変わったのかもしれない。

そして、もしかしたら今まで関わってきてくださった方々も少しは変わったのかもしれない。

 

KIVOが誰かの人生を変えていく。

こんな素晴らしい団体の代表になれて僕は本当に幸せです。

これからもKIVOは進化し続けます。

 

昔も、今も、これからも

KIVO change one's life..

 

 

2013年元日

 


歴代副代表の挨拶<2012年度KIVO副代表>

慶應義塾大学2年:中谷圭吾

 

KIVOは今年で4代目を迎え、

昨年度はついにネパールのガイクール村に

KIVO初の図書館を建設しました。

 

「世界に、本を。」という目標に向かってきたKIVOは、

募金していただいた人や

チャリティイベントに来ていただいた人など

非常に多くの人に支えられここまで来ることができました。

ありがとうございます。

 

本がそこにあることで、

その本を読むことで、

現地の社会にいい影響を与えたい。

KIVOはさらなる発展を目指していきます。

 

僕がKIVOに入る前のこと。

震災への支援活動に携わり、その中で一番強く感じた感情が、

 

「社会問題の解決に対して自分はなんてちっぽけなんだろう。」

 

という一種の絶望であり、これが僕の原点でした。

そんななか、

 

「学生が出来ることを通じて社会に影響を与える」

 

という理念のもと、学生が出来ることの範囲内で

学生の強みを活かすことのできるものと

現地のニーズと照らし合わせて実行していくKIVOの活動に出会ったときには

衝撃が走りました。

 

そして、自分も学生が出来る最大限のこと、

学生がやるからこそ強い影響を持つものを探して活動したい

という思いが強くなりました。

特別な機械を扱えるようなスキルもなく、

大したお金を持っているわけでもない「学生」、

ただ情熱と希望を持った「学生」が、

国際交流を通じた国際協力という形で社会貢献できる、

という環境がKIVOにはあると僕は思います。

 

ネパール全権大使をミーティングに招いたり、

300人規模のチャリティイベントなどを作り上げた今、

一人一人の力はちっぽけだとしても、

夢を抱くことを原動力とした学生達の力は強固なものだと確信しています。

 

KIVOに関わるネパールの、日本の、

世界の人々の人生に少しでも良い影響を与えられるように、

これからもKIVOは走り続けます。

 

2012年8月16日


歴代代表の挨拶<2011年度KIVO代表>

国際基督教大学2年(インタビュー当時): 山田 哲也

 

なんで国連なの?


この言葉が俺がKIVOに入部したきっかけだ。

俺は大学に入る前の夢は国連職員になって貧しい子供たちを救うというものだった。
ただその思いについてなぜか考えたことは一回もなかったし、聞いてくれる人もいなかった。

ただ単にかっこいい、人に認められたいという理由でそう思っていたのかもしれない。

しかし、KIVOの新歓で言われたこの一言が俺の人生を変えた。

この一言を聞いてから、必死でなぜか考えた。

でも答えは出てこなかった。

答えが出ないことについて、なぜか考えた。

実際に自分の目で見ていない。


途上国の話は学校の授業では勉強して知っていたけど、どこか遠い国の話だと思っていたのだ。
それにもかかわらず貧しい子供たちを救いたいなどと考えている自分が恥ずかしくなった。

まずは実際に現地に行って自分の目で確かめてこよう。
それからKIVOに入部することを決意した。


そして2011年3月

ネパール・グルカ郡・ガイクール村へ

想像とは全く違う途上国の現状

ここで俺が書いたとしても、人から聞いた話だよね?


一緒にネパールに行こう


そして自分の肌で感じたことを自分の将来に生かしていってほしい。

その場を提供することが俺の使命だと思っている。

2011年4月1日